機械仕掛けの鯨が

読んだ本の紹介など。書いてる人:鯨井久志

SFセミナーに登壇します その他翻訳告知など

www.sfseminar.org

5月6日のSFセミナー2024に登壇します。

「新人SF翻訳家ミーティング」12:40~13:40(2コマ目)
出演は鯨井久志、紅坂紫、白川眞、平井尚生、藤川新京(敬称略)です。

20年代ももう半ば、SF界の新世代、舞台に上がった新しい力は作家だけではありません。今回はデビューからまもない20代のフレッシュな翻訳家の方々をお呼びしました。
『SFが読みたい! 2024年版』(早川書房)でのベストSF2023[海外編]にて、第1位を受賞した『チク・タク(×10)』(著:ジョン・スラデック)の翻訳者である鯨井久志さんをパーソナリティに、新人翻訳家の皆様の口から翻訳業のあれこれについて語って頂きます。翻訳を始めた動機、作品のディグり方から、企画の立て方、翻訳行為のクリエイティビティまで、トークの話題は盛りだくさん。日本のSF翻訳を担う新しい才能に注目せよ!(文責:茅野)

ということで、年代の近いSFの翻訳をしている人たちとお話しします。当日ぼくは司会役……というか回し役です。どうなることやら、今から胃が痛いですががんばります。まあ、顔見知りの人だらけなので何とかなると思うのですが。

まだ参加登録受付中ですので、もしお時間ありましたらぜひ。サイン会もやる予定。

 

それと、宇多田ヒカル×小川哲対談で話題沸騰のSFマガジン6月号ですが、ぼくもイン・イーシェン「世界の妻」という掌篇を訳しております。

「宇宙で事故に遭った夫が惑星になる話」という感じの、奇想ショートショートです。その他の特集や小説も充実しておりますのでぜひお買い求めくださいませ。

 

あとは……SFセミナーで匂わせ程度の今後の告知ができるかも。まだ向こうのエージェントが返事をよこしてくれなくて、具体名は出せなさそうなのが残念ですが。

 

それとかぐやの野球SFアンソロジーに小説が(!)収録されることにもなりました。これに関してはまた別稿で。先行予約が5月6日までとのことですので、予約していただけると嬉しいです。何卒。

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