機械仕掛けの鯨が

読んだ本の紹介など。書いてる人:鯨井久志

アメリカ文学

トマス・ピンチョン『ヴァインランド』

ヴァインランド (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集) 作者:トマス・ピンチョン 河出書房新社 Amazon どこから説明してよいのやら。まず言っておきたいのは、ピンチョンは変な作家であるということだ。ノーベル文学賞候補でありながらも覆面作家を貫き通…