自己紹介
鯨井久志(くじらい・ひさし) Hisashi Kujirai
1996年生まれ。大阪府出身。京都大学SF・幻想文学研究会OB(2020年度まで)。
海外文学やSFにまつわる同人誌『カモガワGブックス』の主宰をしている(共同)。本業は研修医→精神科医もどき。
SFやラテンアメリカ文学、その他奇想小説が好き。また、変な小説/映像/漫才も好き。
好きな作家(海外) マリオ・バルガス=リョサ、ガブリエル・ガルシア・マルケス、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、ホセ・ドノソ、ジョン・スラデック、J・G・バラード、ジーン・ウルフ、トマス・M・ディッシュ、テッド・チャン、レベッカ・ブラウン、韓松、ミルチャ・エリアーデ、ウラジーミル・ナボコフ
好きな作家(国内) 筒井康隆、伴名練、円城塔、伊藤計劃、飛浩隆、殊能将之、石川博品、矢部嵩、暮田真名、高橋睦郎、内海健、中井久夫
好きな芸人 Aマッソ、シンクロニシティ、十九人、TCクラクション、ダウ90000、隣人、街裏ぴんく、永田敬介
好きな映画 ソナチネ、新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air / まごころを、君に、オテサーネク、太陽を盗んだ男、ペーパー・ムーン、切腹、ちいさな独裁者、CURE、殺人狂時代(岡本喜八)、沈黙(ベルイマン)
好きな漫画家 藤子・F・不二雄、つばな、石黒正数、道満晴明、黒田硫黄、ヤマシタトモコ、高野文子、芦奈野ひとし、冬目景
好きな翻訳家 柳下毅一郎、若島正、渡辺佐智江、浅倉久志、伊藤典夫、古沢嘉通、柴田元幸、岸本佐知子、寺尾隆吉、西崎憲、田村さと子
書評系
- SFマガジン2019年2月号〈百合特集〉 「百合SFガイド2018」
:矢部嵩『魔女の子供はやってこない』、つくみず『少女終末旅行』、石川博品『四人制姉妹百合物帳』のレビューを執筆。 - "Shoreline of Infinity 18" エスニックマイノリティ特集号"The History of Japanese Science Fiction: from the 1930s to 2010s"
:日本のSF史に関する記事。執筆&執筆協力(半同人?)。 - ブンゲイファイトクラブ3
:1回戦&準決勝ジャッジを担当。 - SFマガジン2021年8・10・12月号〈ハヤカワ文庫JA総解説PART1・2・3〉
→『ハヤカワ文庫JA総解説1500』として書籍化。
:星新一『宇宙のあいさつ』、筒井康隆『アルファルファ作戦』、田中啓文『蹴りたい田中』、飛浩隆『象られた力』、伊藤計劃『ハーモニー』、SFマガジン編集部編『アステリズムに花束を』、大森望&伴名練編『2010年代SF傑作選』の項を担当。 - 『SFが読みたい!2023年度版』 春暮康一インタビュー(聞き手&構成)
- SFマガジン2023年6月号〈特集 藤子・F・不二雄のSF短編〉作品総解説
担当作:「イヤな イヤな イヤな奴」「やすらぎの館」「T・Mは絶対に」 - 日本SF作家クラブ編『AIとSF』 扉裏の解説文
(円城塔、飛浩隆、野﨑まど、人間六度、品田遊の各作品) - 紙魚の手帖 vol.12 AUGUST 2023 【SF BOOKREVIEW】欄にて、翻訳SFの紹介
作った同人誌
- 『カモガワGブックスVol.1 非英語圏文学特集』
:企画・編集・執筆(《フィクションのエル・ドラード》全レビュー(谷林守・桃山千里と共同)) - 『カモガワGブックスVol.2 英米文学特集』
:企画・編集・執筆(柴田元幸編アンソロジー全レビュー、論考・エッセイ「失われた短編を求めて――ボルヘス唯一の未訳短編『シェイクスピアの記憶』について」、「バベルうおインタビュー」構成、会場限定頒布ペーパー解説) - 『カモガワGブックスVol.3 〈未来の文学〉完結記念号』
:企画・編集・執筆(〈未来の文学〉全レビュー、ゴーレム100コラム、短編翻訳など) - 『カモガワGブックスVol.4 特集:世界文学/奇想短編』
:企画・編集・執筆 - 『カモガワ遊水池』
:企画・編集・執筆 - 『少女終末旅行トリビュート』(電子版あり)
:創作2編
創作
- 第12回創元SF短編賞一次選考通過(「医療大国・満州とその歴史、及び大陸浪人柳川二十三について」)
- 第2回かぐやSFコンテスト選外佳作(「失われた色・物」)
- 『鳩のおとむらい 鳩ほがらかアンソロジー』に掌編「好書好日 鳩ブックス編」を寄稿
- 紅坂紫編・ホラーアンソロジー『INITIATION』に掌編「室崎凛『解剖学教室就任の挨拶』より抜粋」を寄稿。
翻訳
- ジョン・スラデック&トマス・M・ディッシュ「超巨大ホットドッグ」(『カモガワGブックスVol.3』)
- ジョン・スラデック&トマス・M・ディッシュ「あなたにもできる心臓移植 DIYガイド」(某所)
- ジョン・スラデック「〈未だ来ぬ地〉からの客人」(『カモガワ遊水池』)
- ラヴィ・ティドハー「ホエイリアンたち」(『BABELZINE Vol.3』)
- ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』(竹書房文庫)→SFが読みたい!2024年版で、海外編ベストSF2023第1位獲得!
- アンナ・カヴァン『眠りには家がある』(鋭意翻訳中某社で企画がまとまりかけていたが、文遊社に先を越されたのでポシャりました。無念……)
- デイヴィッド・ブリン、ニール・スティーヴンスン、他による「追悼エッセイ」(SFマガジン2023年6月号〈追悼グレッグ・ベア〉)
- M・ショウ「孤独の治療法」(SFマガジン2023年10月号)
- ヴァージニア・ウルフ「フィクションの中の超自然」(『カモガワGブックスVol.4』)
- ウラジーミル・ナボコフ・インタビュー(1963年)(『カモガワGブックスVol.4』)
- ジョン・ウィズウェル「幽霊屋敷のオープンハウス」(SFマガジン2024年4月号)
- 某カナダSF作家の日本オリジナル編集傑作選(某版元、準備中)
講演系
- 京都SFフェスティバル2023「橋本輝幸×鯨井久志 海外SF紹介者という仕事」
- SFセミナー2024「若手翻訳家ミーティング(仮)」
Podcast
Podcast「こんなん読みましたけど」更新中。
連絡先
- Twitter:@hanfpen
- Mastodon:@hanfpen@fedibird.com
- メール:kgbbooks2019@gmail.com(同人誌用の窓口ですが、メールをいただければ鯨井が目を通します)