2025-01-01から1年間の記事一覧
溺れる少女 作者:ケイトリン・R・キアナン 河出書房新社 Amazon とうとう二冊目の訳書となるケイトリン・R・キアナン『溺れる少女』が河出書房新社から出ました。 どういう本かというのをひとくちに紹介するのは難しいので、まずは原著の頭についている推薦…
トマス ハアディ「グリーブ家のバアバラの話」(谷崎潤一郎訳) 初出:昭和二年十二月號「中央公論」 ハアディ翁の小說に“A Groupe of Noble Dames”と云ふのがある。翁がしばしば題材とする英國の Wessex 地方の物語で、古い貴族の家に傳はる昔話が集めてあ…
SFマガジン2025年10月号は〈ホラーSF特集〉ということで、ジェフリー・フォードのジャポネスク人面犬ホラー「秋の自然誌」を訳した。 SFマガジン 2025年 10 月号 [雑誌] 早川書房 Amazon そもそも本作は映画『マタンゴ』と谷崎潤一郎「蘆刈」からの影響大と…
最近バタバタしていてブログでの告知ができなかったのでまとめておきます。 babeluo.com 海外文学翻訳同人誌・BABELZINEの文学フリマ東京での新刊に、短編を3作訳しました。どれも面白い……はず。読んでね! www.tsogen.co.jp 初めて文庫解説を書きました。ラ…
すこし前からSFマガジンで「世界SF情報」欄という、海外の賞周りの情報を1ページにまとめて紹介する記事を担当しているのだけれど、そこでいつも困るのが作家名の日本語表記だ。邦訳のある作家なら、前例にならえばまあそれでいい(表記ゆれがあったりもする…