機械仕掛けの鯨が

読んだ本の紹介など。書いてる人:鯨井久志

2019-03-17から1日間の記事一覧

パロディとナンセンスに満ちた壮大な日本野球創設神話――高橋源一郎『優雅で感傷的な日本野球』

もし「世界三大野球小説」というものを考えるならば、本作は絶対に外せない。ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』、フィリップ・ロス『素晴らしいアメリカ野球』、井村恭一『ベイスボイル・ブック』、石川博品『後宮楽園球場』など、国内国外を…